※このWEBサイトの記事を見て行ったいかなる行為について、私は一切責任を負いません。改造、改良はあくまで個人の責任で行いましょう。また、この換装を行うことによりメーカからサポートを受けることが出来なくなります。PCを分解して組みなおす自身の無い方は絶対にPCを分解しないでください。
CPUをアップグレードする HDDをアップグレードする OS入れ替え-XP HOME TDPデザインガイド
Presario1400のHDDをアップグレードする(Rev0.4a未校正版) |
もうおなじみのPresario1400(詳細は以下のスペック表参照)。今回はこのノートPCのHDDを換装する。
Presario1400(2000冬モデル)スペック |
CPU |
Celeron600MHz(デスクトップ用Socket370) |
メモリ |
標準64MB(カタログ値最大192MB、非カタログ値最大320MB) |
HDD |
10GB(2.5inch 9.5mm厚) |
CD-ROM |
DVD-ROM |
■はじめに■
Presario1400の標準HDD容量は10GB。10GBといえば「まあそれなりに容量はある」という感じはするが、現在ではまず間違いなく標準レベル以下である。特殊な用途に使うのでなければ困ることは無いのだが、近年のOSやアプリケーション、ダウンロードするファイルの大容量化を考えてしまうと10GBでは容量不足であり「HDDは大きいに越したことはない」と考えは完結する。
かくいう私もつい先日までは10GBという容量に大きな不満も無かったのだが、開発ツールのバージョンアップで致命的なまでに容量が不足する事態に陥り(おちいり)、今回換装に踏み切ったわけである。
■HDDを選ぶ■
HDDを購入する際は容量に余裕を見ておきたい。10GB→20GBでは今後「オフィス系ソフト」、「開発ツール」、「動画/音楽」等で切羽詰るのが目に見えているため、30GB以上のモノを選んでおきたいところである。個人的な考えでは2002/04/29現在、Presario1400とコストパフォーマンス的に相性がいいのは一万五千円前後の30GBクラスではないだろうかと思う。なお、HDD購入時には厚さ/流体軸受の有り無しを間違えないように注意すること。
…私はIBM製のTravelstar 40GN IC25N030ATCS04(30.0GB)を税込み一万六千円にて購入したことを参考に記しておく。
■作業開始■
HDD換装作業は、換装対象のHDDに保存してあるデータを危険な状況におくことになる。作業を行う前に必ずバックアップを取ること。
1.サイドカバー(左)を外す
サイドカバー部分の構造はそれほど複雑ではないが、手前の部分にフック構造(Photo02黄色丸参照)が使われている。無理な力をかけないように心がけるべきである。
1)Photo01の螺子(緑色丸部分)を外す
2)奥に少しだけスライド(1〜2mm程度)させる ※この時、力をかけすぎないように注意する
3)サイドカバーを丁寧に外す
2.HDDを取り外す
HDDはプラ製の骨組み(以下HDDケース)に固定してあり、それを本体に挿入して螺子で固定してある。まず本体からHDDケースを外す。
1)本体裏にある固定用螺子(紫丸部分)を外す
2)手前(外)にスライドさせ、HDDケースを外す
3.引き出したHDDを換装する
単純に古いHDDから新しいHDDに変えればよい。
4.今までの手順を逆にたどり、元に戻す
本体を元の形に戻す。なお、サイドカバーをつけてしまう前に、一度、正常にHDDが認識されているか確認することをお奨めする。