write by pc works 記事掲載2002/04/29 記事更新/訂正----/--/--

※このWEBサイトの記事を見て行ったいかなる行為について、私は一切責任を負いません。改造、改良はあくまで個人の責任で行いましょう。また、この換装を行うことによりメーカからサポートを受けることが出来なくなります。PCを分解して組みなおす自身の無い方は絶対にPCを分解しないでください。



CPUをアップグレードする HDDをアップグレードする OS入れ替え-XP HOME TDPデザインガイド

Presario1400のHDDをアップグレードする(Rev0.4a未校正版)

もうおなじみのPresario1400(詳細は以下のスペック表参照)。今回はこのノートPCのHDDを換装する。

Presario1400(2000冬モデル)スペック
CPU Celeron600MHz(デスクトップ用Socket370)
メモリ 標準64MB(カタログ値最大192MB、非カタログ値最大320MB)
HDD 10GB(2.5inch 9.5mm厚)
CD-ROM DVD-ROM

■はじめに■
 Presario1400の標準HDD容量は10GB。10GBといえば「まあそれなりに容量はある」という感じはするが、現在ではまず間違いなく標準レベル以下である。特殊な用途に使うのでなければ困ることは無いのだが、近年のOSやアプリケーション、ダウンロードするファイルの大容量化を考えてしまうと10GBでは容量不足であり「HDDは大きいに越したことはない」と考えは完結する。

 かくいう私もつい先日までは10GBという容量に大きな不満も無かったのだが、開発ツールのバージョンアップで致命的なまでに容量が不足する事態に陥り(おちいり)、今回換装に踏み切ったわけである。

■HDDを選ぶ■
 HDDを購入する際は容量に余裕を見ておきたい。10GB→20GBでは今後「オフィス系ソフト」、「開発ツール」、「動画/音楽」等で切羽詰るのが目に見えているため、30GB以上のモノを選んでおきたいところである。個人的な考えでは2002/04/29現在、Presario1400とコストパフォーマンス的に相性がいいのは一万五千円前後の30GBクラスではないだろうかと思う。なお、HDD購入時には厚さ/流体軸受の有り無しを間違えないように注意すること。

 …私はIBM製のTravelstar 40GN IC25N030ATCS04(30.0GB)を税込み一万六千円にて購入したことを参考に記しておく。

■作業開始■
 HDD換装作業は、換装対象のHDDに保存してあるデータを危険な状況におくことになる。作業を行う前に必ずバックアップを取ること。

 1.サイドカバー(左)を外す
 サイドカバー部分の構造はそれほど複雑ではないが、手前の部分にフック構造(Photo02黄色丸参照)が使われている。無理な力をかけないように心がけるべきである。

 1)Photo01の螺子(緑色丸部分)を外す

 2)奥に少しだけスライド(1〜2mm程度)させる ※この時、力をかけすぎないように注意する

vis
Photo01
 → 
check hook
Photo02

 3)サイドカバーを丁寧に外す

pull side cover


 2.HDDを取り外す
 HDDはプラ製の骨組み(以下HDDケース)に固定してあり、それを本体に挿入して螺子で固定してある。まず本体からHDDケースを外す。

 1)本体裏にある固定用螺子(紫丸部分)を外す

 2)手前(外)にスライドさせ、HDDケースを外す

bis
  
case on hdd

 3.引き出したHDDを換装する
 単純に古いHDDから新しいHDDに変えればよい。

 4.今までの手順を逆にたどり、元に戻す
 本体を元の形に戻す。なお、サイドカバーをつけてしまう前に、一度、正常にHDDが認識されているか確認することをお奨めする。

−以上−